内職

ないしょく

内職

内職とは、自宅を作業場として行う仕事のことである。厚生労働省が定めている内職の定義によると、主に製造業などから材料を支給されて家庭内で製造し、それを納品することで賃金を得るものとされている。直接メーカーから仕事を請け負う本人以外に、その家族も一緒に製造に携わる場合も内職である。職人のように、材料を外部から仕入れて商品として製造する自営業と混同されがちだが、まったく違うものである。

内職は単純に製造だけの作業をメーカーから依頼されるものであり、材料の買い付けや商品の販売にはまったく関与しないのが大きな特徴だ。近年増えているクラウドソーシングを中心とした在宅ワークも内職と混同されやすい仕事のひとつだが、在宅ワークは材料を支給されるものではないので内職とは言わない。

厚生労働省によれば、2011年の調査で内職を行っている人は12万8,709人という数字が出ている。そのうちおよそ9割が女性である。昭和に比べれば内職はかなり減少した印象はあるが、近年も内職として続いているのは繊維業と雑貨という結果が出ている。繊維業の内職とは、洋裁や和裁などの縫製作業が主である。雑貨はシール貼り、ボールペンなど文具の組み立て、造花作りなどが挙げられる。

しかし、内職には詐欺犯罪の被害に遭う可能性も否定できないので気をつけたい。仕事を提供する引き換えに講習を有料で行う、または機材の購入を求められる内職は注意したいものである。

"クラウドソーシング"に関する記事

"はたらく"に関する記事