36協定の認知度はとても低い。アンケート結果発表!

2017/05/27
36協定の認知度は意外と低い?

長時間労働の改善が社会的な問題として認識され、ワークライフバランスを重視するのは当然のことになってきています。この労働時間についての基本が36協定です。
労働基準法36条において、『使用者は、労働者に法定労働時間(1日8時間かつ1週40時間)を超えて労働させる場合・休日労働をさせる場合には、あらかじめ労働組合と書面による協定を締結しなければならない』とされています。残業を行うのであれば労働基準監督署に協定書を提出しなければならないのです。
この36協定について、どのくらいの人が知っているのか、アンケートでうかがってみました。

36(サブロク)協定という言葉を知っていますか?

36(サブロク)協定という言葉を知っていますか?

36協定を知っている人は勉強している?

アンケート結果として、知っている人のほうが多いということが分かりましたが、そのレベルや理由もさまざまです。

  • 残業などに関する取り決めのことであるということは知っているが、詳しい内容まではしらない。(30代/男性/個人事業主)
  • 内容までは詳しく知らないが、聞いたことはある。労働関係の言葉だということはわかるから。(20代/女性/正社員)
  • ブラックバイトでサービス残業をさせられた時に労働基準法を勉強したから。(30代/女性/個人事業主)
  • 総務関係の業務を担当しているので36協定の内容や手続きはきちんと理解しています。(40代/男性/正社員)

「36協定」という言葉は、ある程度認識されています。しかし、内容まで理解している人は、仕事で実務として携わっている人や、自分が被害を受けないために勉強をした人ばかりということから、無意識のうちに自分の知識とすることは難しい言葉なのかもしれません。残業の多さを嘆く人は多いのに、その基本である36協定の内容については、勉強をして初めて理解するのが実情のようです。

聞いたことがあっても、調べるまでの興味は持ちづらい?

アンケートの結果、36協定を知らない人は約40%でした。正社員として働いていても、耳にしないで過ぎているという人も多いようです。

  • 聞いたことがある気がしますが、はっきりとこういう言葉でこういう意味ということが分からないから。(30代/女性/個人事業主)
  • 今までいくつかの職業を体験してきたが、一度も聞いたことがないから。(30代/男性/正社員)
  • これまでに全く聞いたことのない言葉です。ビジネス用語などにも疎いです。(20代/女性/正社員)
  • 解答するにあたり36協定というものを調べ労働者の権利を知り勉強になりました。(20代/男性/正社員)

ブラック企業のニュースなどで取り上げられることもある「36協定」ですが、全く聞いたことがないという人は多く、聞いたことがあっても意味が分からないままにしている人も少なくありません。重要な労使協定ではあるものの、仕事中に耳にする機会が多いとは言えない言葉であるため、理解する必要性をあまり感じない人が多いのかもしれません。

36協定は労働時間に関する基本ルールと理解しよう

36協定は、企業の総務などに携わっている人を除き、自信をもって「知っている」と言える人は少ないようです。そのため、「なんとなく」という人が「知っている」「知らない」どちらの回答にも見られました。36協定という言葉自体が意味を全く表していないため、理解されないまま耳にだけ残っているのかもしれません。
ワークライフバランスが重視される昨今、36協定に基づく協定書を労働基準監督署に提出することで、初めて残業が許されるという労働時間に関する基本ルールがあることは、知っておいて邪魔にならない知識ではないでしょうか?

■調査地域:全国
■調査対象:【職業】正社員 公務員 経営者 個人事業主 パート・アルバイト 派遣社員
■調査期間:2017年04月21日~2017年05月05日
■有効回答数:100サンプル
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