IT機器の導入で成功したグローカルの成功事例

2017/07/27
IT機器の導入で成功したグローカルの成功事例

IT機器の普及により、自分の生活スタイルに合わせた働き方ができる時代になり、家事や育児などと両立できるメリットが注目されています。ここでは、IT機器の導入で成功したグローカルの成功事例についてまとめました。

そもそも「グローカル」とは?

「グローカル」とは、グローバル(地球規模の、世界規模の)とローカル(地方の、地域的な)という、2つの言葉を掛け合わせた造語で、1980年代に日本企業が使い出しました。グローカルには、国境を越えた地球規模の視野で捉えて、草の根の地域視点で行動する、という考え方があります。この理念やポリシーは、環境問題をはじめ、あらゆる分野で取り入れられています。これを形にした企業が「グローカル企業」です。具体的には、地域別の特性に合わせて設立した現地法人を有する企業や、地方に本社を持つ企業などをいい、国際的な事業展開をしながら、地域密着性が高い点などに大きな特徴がみられます。

グローカルの成功事例・徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」

映画やドラマ化されるなど、メディアの間でも注目される「葉っぱビジネス」。こちらの舞台になる徳島県上勝町は、人口約1616人(2017年1月1日現在)、高齢者比率約50%という過疎化が進んだ四国で一番小さい町です。しかし、まわりを山に囲まれるという豊かな自然を最大限活用。日本料理を彩る季節の葉や花、山菜などの「つまもの」の販売が注目されるようになって、高齢者がいきがいを持って働ける町になっています。町のよさをアピールするために、数々のイベントやインターンシップ事業を展開したところ、町に関心を寄せる人も増えてきました。また、移住者の中から起業者が誕生するなど、今後が期待されています。

「葉っぱビジネス」の成功にはIT機器の存在も

「葉っぱビジネス」の成功にはIT機器の存在も

1986年にスタートした「葉っぱビジネス」を軌道に乗せるためには、出荷する商品(葉っぱなど)の質を重視する「商品開発」と、顧客のニーズを的確に把握する「生産体制」がネックになっていました。そこで、情報の発信や収集のために、パソコンやタブレットを使った「上勝情報ネックワーク」を確立。仕事の受注は早い者勝ちで、生産者が出荷の目安にもできます。また、町彩部会で売上順位が把握できるため、仕事のモチベーションアップにも一役買っています。その結果、高齢者が元気になり、1人当たりの高齢者医療費の減少や、町営老人ホームの廃止にもつながりました。

IT機器があればどこでも仕事ができる

「葉っぱビジネス」は、生産者・JA(農協)・「株式会社いろどり」の三者によって成り立っています。季節の葉っぱや花など、自然の産物を最大限活用したビジネスが成功した背景には、IT機器を使ったリアルタイムでの情報交換が不可欠だといえます。このように、IT機器を利用できる環境を整えると、自分に合った仕事を見つけられる可能性が高まります。

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