ブラック企業とはどんな会社?上手な辞め方と対処方法

2017/02/06
ブラック企業とはどんな会社?上手な辞め方と対処方法

ブラック企業という言葉を聞くことは増えましたが、実ははっきりした定義は特にありません。給与の未払いや無償残業などを強いる企業は、一般的にブラック企業という括りにされていますが、酷いところは精神を破壊されたり身体を壊したりするだけでなく、なかには従業員が命を絶ってしまう例もあります。社会問題のひとつとして取り上げられることも多いブラック企業で、人生まで犠牲にしてしまう前に、おかしいと感じたら早めに対処しましょう。

ブラック企業に多く見られる特徴とは?

一般的にブラック企業といわれる企業には、いくつかの特徴があります。まず挙げられるのは、労働時間が長いことです。時間外労働が多く、それに対して賃金が発生しないのもブラック企業に多く見られます。無償残業や休日出勤を強いられるだけでなく、就業規則に定められた時間よりも早い出勤を促されることもあります。そして、これらの時間外労働に対して、タイムカードに記録をしないように指示されるのも、珍しいことではありません。また、人件費を大幅に節約する目的で、数名で行うのが適切と思われる業務や時間帯に対して、1名で対応させるのもブラック企業に多い特徴です。さらに、病気やケガに対して本人が申し出ても休みを与えないなど、常識的に考えて妥当と思えない無理な条件での労働や出勤を強いる企業もあります。そのほか、高圧的な言動なども含まれます。

対処法は?ブラック企業はここで相談しよう

ブラック企業かもしれないと感じたら、労働基準監督署に相談してみましょう。労働基準監督署とは、厚生労働省が管轄する機関で、地域ごとに設けられています。一般的な労働問題は、まずはここで相談します。電話でも可能ですが、できれば直接窓口に行く方が分かりやすく確実です。その際、就業規則や契約書など、何か分かりやすい書類があると違法性を判断しやすくなります。また、勤務時間などが分かるものも持参しましょう。問題がセクハラやパワハラなどの場合も、内容はメモでも十分です。しかし、ブラック企業で働く人は、なかなか相談できない場合があります。会社に知られてしまうことを恐れて行動を起こせない人もいますが、よほど重大な違法性が見られない限りは慎重に対処されますので、安心して相談しましょう。労働者へのアドバイスに留まることも多く、会社名を出さなくても相談は可能です。

入社する前に見抜く方法はあるのか?

安定した仕事を得るためにも、1番理想的なのは入社前にブラック企業かどうかを見極めることです。しかし、実際にはなかなか難しい部分があります。大きな違法が認められない限り、求人を出すのは企業の自由なのです。具体的な条件を絞ることはできませんが、求人が頻繁に出ているところは、離職率が高いという見方をする人もいます。また、ひとつの業務内容に対して給与の幅が広過ぎる企業も、注意が必要な場合が多いようです。中途採用であれば、面接の際に募集されていたものとは異なる業務をすすめられるという例も聞かれます。実際の業務で求人募集すると応募が来ないため、異なる内容で出していることもあるようです。判断しにくい部分も多いので、求人内容や面接で何か疑問に感じた時には、ネットでその企業の評判をチェックするのも良いでしょう。

辞めたいと感じたら早めに行動する

ブラック企業で恐ろしいのは、働き過ぎによる過労だけではありません。なかには精神面で大きなダメージを受ける人もいます。特に高圧的な言い方をする上司がいる場合には、早めの判断が必要です。性格など個人差はあるものの、疲労が蓄積されると正しい判断ができにくくなります。さらに長く怒号されることで、うつ状態になることは珍しいことではありません。無償残業や休日出勤を強いられることが当然のように感じてしまい、生活が壊れてしまうこともあります。労働条件に疑問を持ったり、辛いと感じたりすることが増えたら、早めに転職を考えましょう。

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