仕事がきつい!働く妊婦が感じる疲れやストレス

2017/03/09

妊娠中でも働きたい女性はたくさんいますが、仕事中の妊婦は疲れやストレスを感じやすいものです。妊娠はそれだけで体に負荷がかかりますから、仕事中はなおさらきついと感じることも多くなるでしょう。しかし、あまりにも体がきつくなってしまうと、仕事に差し障りが出てしまいます。仕事どころか絶対安静を言い渡されることすらありますので、妊娠中は体がきつくなる前に対策をとることが重要です。それでは、妊婦が仕事中に気をつけるポイントを見ていきましょう。

何気ないことがきついと感じる妊娠中

妊娠すると女性ホルモンのうち黄体ホルモンの分泌が活溌になり、しばらく基礎体温の高い状態が続きます。その影響のため、妊娠してからはやたらと疲れやすくなったり、眠くなったりします。そのまま横になれればいいのですが、仕事中だとそういうわけにもいきませんよね。また、妊婦の8割以上は経験しているというつわりも、体がきついと感じる原因のひとつです。二日酔いで気持ちが悪いと立っていられなくなるように、つわりの吐き気もあまりにひどいと日常生活もままなりません。水を飲んでも吐いてしまうようなら、病院へ行く必要があります。

また、匂いづわりは文字通り匂いで気持ち悪くなってしまう症状です。どの匂いがダメなのかは人によって変わってきます。よく耳にするのは、ご飯やみそ汁などの食品の匂いです。化粧品や香水、歯磨き粉がダメだという人も。もし飲食店や病院で配膳の仕事をしている人は、職場にいるだけでつらいという状況になってしまいますね。また、妊娠中は週数が進むごとに体が丸みを帯び、体重が増えていきます。その分だけ動きにくくなりますし、腰痛やむくみなどさまざまな症状が出てくるのです。立ちっぱなしはもちろん、座りっぱなしの状態も良くないため、仕事中はいかに上手に対処するかがポイントです。

妊娠中仕事がきついと感じるのはどんなとき?

何もしなくてもきついと感じることがある妊婦。では、仕事をしている妊婦の場合、どのような時に体がきついと感じるのでしょうか?アンケートを取りましたので、その理由も含めて回答を見てみましょう。

妊娠中仕事がきついと思ったことはありますか?

妊娠中仕事がきついと思ったことはありますか?

つわりにむくみに腰痛に… 妊婦は大変… !

アンケートの結果『ある』と回答したが85人となり、その詳細は以下の通りです。

  • つわりで体調が悪い時も休憩が取れない時もあるときです。(30代/女性/専業主婦/既婚)
  • 立ち仕事だったため、後半になればなるほど体の重みで足への負担がかかり、むくみと腰痛に悩まされた。(30代/女性/専業主婦/既婚)
  • 自分はつわりが酷かったので、立っているだけでもつらかったため、仕事どころではなかった。常に船の上にいるような感覚で具合が悪いし、臭いなどにも敏感になっているのでもうすべてが辛い感じ。(50代/女性/専業主婦/既婚)

やはり仕事中のつわりはきついようですね。さらに休憩が取れないとなると、耐えるしかなくなってしまいます。つわりは妊娠初期の症状ですが、妊娠中期、後期と進むとお腹が大きくなることによるつらさもあるようです。

つわりのひどい妊婦にとって、仕事中は本当につらそうです。妊娠週数によってつわりの種類も変わってくるため、仕事中は特に適切な対処が必要だと言えます。

働く妊婦がきついと感じたら取るべき対応は?

仕事中に吐き気やお腹のハリを感じたら、まずは上司に報告をして休ませてもらってください。猫背になると胃を圧迫しやすく、余計に吐き気がひどくなってしまいます。姿勢は自然とまっすぐになるようにして、しばらく休みましょう。トマトや梅干しに含まれているクエン酸には、胃の不快感を抑える働きがあると言われています。お昼休みや休憩時間に食べられるように用意しておくといいでしょう。お腹のハリに関してはしばらく休んで、ひどくないようなら仕事を再開します。もしもお腹の張りが酷いようなら、病院へ電話して相談してみましょう。匂いづわりがある人は、マスクをするだけでも効果があります。いつどこで匂いづわりがくるかはわからないため、とりあえずつわりが終わるまではマスクをしていたほうが安心です。

また、妊娠中は腰痛や背中のコリに悩まされることが多くなります。洋服の上から肩甲骨の間にホッカイロをはると、血行が良くなってコリがだいぶ良くなることが多いです。冷え予防にもなるので、ぜひ試してみてください。仕事中の体調不良は、放っておくと酷くなってしまいます。仕事も大事ですが、何より気にすべきは赤ちゃんと自分の体です。時には休む勇気も必要ですよ。

無理なく仕事を続けるためにしておくこと

妊娠中も無理のないように仕事を続けるには、体がきつくなる前に対策を取っておくのも重要です。妊婦が感じる体の不調は妊娠しているからこそ起こるもので、対策を取ったからといって必ず防げるものではありません。しかし、体がきつくなる要因をなるべく排除していけば、それだけ体にかかる負担も少なくしていけます。たとえば、妊婦にとってつわりがひどくなる要因のひとつ、朝の通勤はラッシュに当たらないよう通勤時間をずらしてもらいましょう。朝遅い時間にゆっくりと座って電車に乗れるのであれば、満員電車でもみくちゃにされるよりよっぽど体力を温存できます。

また、あらかじめ勤務時間の短縮や、体に負担のかからない部署への配置換えを申し出ておくのもひとつの方法です。勤務時間が短ければそれだけ職場できつくなる可能性は低くなりますし、家に帰ってゆっくりと身体を休めることができます。また、妊娠中は鉄欠乏性貧血になりやすいもの。めまいや息切れ、頭痛などの症状が出てきたら要注意です。鉄欠乏性貧血にならないために、肉・魚・野菜などをバランスよく食べて栄養をつけておきましょう。つわりがひどくて食べられない場合は、病院から鉄剤を処方してもらえますので、用量・用法を守ってきちんと飲みきるようにしてくださいね。

まとめ

妊婦は妊娠していない人にくらべて、とても疲れやすいものです。ひとつの新しい命をお腹の中に宿しているわけですから、それだけ体ががんばっているとも言えますね。そのような状態の妊婦が仕事をするなら、体がきつくなる前やきつくなった時の対処法はきっちり覚えておきましょう。一度体がきつくなってしまうと、元に戻すのは大変です。体の負担は早い内に摘み取って、元気に仕事ができるようにしてくださいね。


参考文献:「ひよこクラブ特別編集 最新 月数ごとに『見てわかる!』妊娠・出産新百科」ベネッセコーポレーション2014

【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:【性別】女性 【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59
調査期間:2016年12月06日~2016年12月12日
有効回答数:100サンプル
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