仕事が忙しいからって無理は禁物!妊婦の賢い働き方

2017/03/09
仕事が忙しいからって無理は禁物!妊婦の賢い働き方

仕事中の妊婦にとって、気分が悪くなったときにすぐ休めるかどうかは重要な問題ですよね。職場の人たちが忙しく働いているのに、自分だけ休憩を取るのは気がひけることかもしれません。真面目な人ほど周りに甘えたらダメ!と思いがち。忙しい職場であればあるほど、無理をしてしまいます。しかし、妊娠中のがんばりすぎはNGです。なぜ、妊婦が無理をしてはいけないのでしょうか?忙しい職場で妊婦が取るべき対策を考えていきましょう。

体とも上司とも相談をして無理をしないことが大事

実際妊娠中に働いていた女性たちは、仕事中どのようにして乗り切ったのでしょうか?経験者にアンケートでうかがってみました。

働く妊婦は仕事が忙しいときどうするのが正解?

  • とにかく家に帰ってからや休日に休めるときにはしっかり休息をとり、家事をサボって体のケアを優先しました。(30代/女性/専業主婦/既婚)
  • 耐えました。夜まで残業もありました。臨月で退職すると上司にも報告していたので、嫌な事があってもあと少しだと気楽に乗り越えられました。(40代/女性/専業主婦/既婚)
  • 身体と相談して病院の診断書を提出するなどして、休みを多くしてもらったりデスクワークなどに切り替えてもらったり。ハードな業務から外してもらった。(30代/女性/自由業・フリーランス/既婚)
  • 理解のある同僚に手伝って貰う。そのかわり時々、お茶をご馳走する。(40代/女性/自由業・フリーランス/既婚)
  • 自分である程度予定を立てておいて先に上司にスケジュールの話をしておき、そこから作業に入るようにした。決して無理をせず自分が出来るペースを守りつづけた。(20代/女性/パートアルバイト/既婚)

同僚や上司の理解があると、忙しい職場でも乗り切れるようですね。臨月までの辛抱だと耐えた人もいます。こういった開き直りは大切ですが、妊娠中の残業はできる限り避けたいのが本音ではないでしょうか。

周りが忙しいときは本当に仕事を休めないの?

体調が悪いからといって仕事を休むのは、ほかの人たちに悪いような気がしてしまいますよね。ただ、忙しい職場で妊婦は本当に無理をしてがんばらなければいけないのでしょうか?妊婦になっても、休まず働くべきなのでしょうか?妊娠すると女性の体は大きく変化し、とてもデリケートな状態になります。そのためハードワークはできません。できなくなった仕事は、誰かが穴埋めすることになります。職場の誰か一人にだけ穴埋め分の仕事が集中するのであれば、確かにその人は大変です。

しかし、職場全体で一人の妊婦をフォローするのであれば、その負担は最小限ですみます。妊娠していない状態であれば、多少の無理は利くでしょう。しかし、妊娠していない人でさえ、忙しい職場でストレスを受けると自律神経のバランスを崩してしまいます。その弊害は、冷え性や消化不良、めまいなどとなってあらわれます。もし妊婦が無理をして疲労やストレスを溜めてしまったら、お腹の中の赤ちゃんにまで影響を及ぼす可能性がでてきてしまうのです。妊婦は無理をしてはいけません。体がつらい時は上司や頼れる同僚などに相談して、職場ぐるみで助けてもらうことが必要でしょう。

無理をすると周りに迷惑をかけることもある

もし妊婦が無理をして働いてしまったら、逆に職場へ迷惑をかけることもあります。たとえば、お腹のハリや痛みを感じているのに、問題ないからとそのまま働いたとします。もしこれらの症状が切迫流産の兆候だったとしたら、どうでしょう?なるべく早く病院へ行って、適切な対策を取る必要があります。出産ギリギリまで働くつもりでいたとしても、切迫流産になってしまったら数週間から月単位での自宅安静や入院が必要になります。当然、その間の仕事はお休みしなければなりません。もし、お腹のハリがわかった時点で休憩やお休みなどをもらっていれば、職場としてもそれにあわせた対応ができたはずです。

しかし、突然の長い休みとなると、急に人がいなくなって一時的に職場は混乱してしまう恐れがあります。それに無理に働いて仕事中に倒れでもしたら、周りの人たちも慌ててしまうでしょう。がんばって無理をしたのに周囲への迷惑になってしまうのでは、悲しいですよね。いくら気をつけても切迫流産になってしまうことはありますが、自らその危険性を増やす必要はどこにもありません。どうせ職場に「迷惑」をかけるなら、どういう内容の迷惑がかかるのか、できるだけ具体的にわかっているほうが職場の人たちも対応しやすいのではないでしょうか?

結局妊婦は仕事が忙しいときどうしたらいいの?

結局妊婦は仕事が忙しいときどうしたらいいの?

まずは妊娠報告のときに、体の負担にならないような働き方を申し出ておきましょう。残業や夜勤の免除をはじめ、通勤時間の変更や体に負担のかからない部署への配置換えなど、自分の希望を伝えておきます。つわりが酷くなくても、妊婦の残業や夜勤はおすすめしません。長時間労働や夜勤のストレスによってホルモンバランスが乱れ、切迫流産や切迫早産につながる恐れがあるからです。妊娠した女性の流産の割合は15%前後と言われています。

一方、ハードワークで知られる看護師の流産の割合は34.3%だという統計が出ています。さらに妊娠中、夜勤が免除されなかった看護師は33.3%いることがわかっています。流産と夜勤の因果関係ははっきりとはしませんが、体に良い影響を及ぼしていないということは確かです。つわりの症状が出ない人もいますが、だからと言って無理ができるわけではないということを覚えておきましょう。もし勤務中に気分が悪くなってしまったら、上司に報告をして休憩させてもらいます。つわりや体全体の疲れがあまりにひどいようなら、しばらくお休みすることも視野に入れてください。人によっては声を出したり動いたりした反動で吐き気が出ることもあるので、つわりが治まるまで家でゆっくりするのも大切ですよ。

まとめ

責任感のある人ほど、妊娠中でも仕事をがんばってしまいがち。しかし、自分の体を大切にすることも妊婦の大事な仕事です。職場の人たちに申し訳なく思う気持ちはわかりますが、妊娠している時は周囲に甘える勇気を持ちましょう。いつ具合が悪くなるかわからない妊娠中は、マイペースでOKです。職場で無理をしてしまうと、体の調子によってはさらに迷惑をかけてしまう可能性もあるということを、覚えておいてくださいね。

参照URL:http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/ryuzan.html
参照URL:http://www.irouren.or.jp/jp/html/menu6/pdf/201007iryouroudou.pdf

【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:【性別】女性 【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59
調査期間:2016年12月06日~2016年12月12日
有効回答数:100サンプル
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